バーの魅力は何だろう?
一期一会のおもてなし、美味しいお酒、楽しい会話、確かな技術…。
そのどれもがインフラのように必要かと問われれば、閉口せざるを得ないのが事実。
未曾有の災禍の中、人と人との交流は否定され、酒を酌み交わす場は間口を閉ざす。
未経験の恐怖と不安に晒され、バーとバーテンダーのあり方を自問自答しました。
ですが、時が経つにつれ見えて来たのは、思っている以上に必要とされていた「酒場」の存在でした。
酒場を必要としてくれているお客様…。
そのお客様への感謝を全身全霊で表現する、「おもてなし」と「技術や知識の研鑽」。
そして何より「楽しい酒場」であり続ける事。
その3つを胸に日々精進していく所存でございます。
私たちバーテンダーが、皆さまの人生の「楽しい」の一助となれますように!
鮎川正徳